外断熱湿式密着工法

実施状況による湿式密着工法の概要

外断熱湿式密着工法
入り組んだ部分が多く、乾式通気工法が難しい場所で採用します。
コンクリート打設後、断熱材を裏打ちした外装下地パネルを貼り付けていきます。型枠に断熱材を設置した状態で、コンクリート打設する方法もありますが、打ち上がったコンクリート躯体(くたい)の状態を把握する上で、後貼りを原則として湿式工法を施工していきます。
外断熱湿式密着工法
写真は、タイル下地用の断熱材の裏打ちパネルです。
外断熱湿式密着工法
タイル貼りが終わった状態です。

外断熱工法は、「乾式通気工法」と「湿式密着工法」の2種類に大別する事が出来ます。
施工・コスト・断熱性能等、計画に見合った断熱設計を行い、適材適所に併用していく事が望ましいと考えています。