小さなパン小屋ブーランジェの仲間

小さなパン小屋の工事も佳境に入ってきました。内装工事において壁は天然素材を使った塗り材(ドイツ漆喰及び自然塗料)を採用しています。その施工においてはここの住人であるブーランジェ(パン職人)が自ら鏝を持ち塗り上げました。持つべきものは友達とはよく言ったものです。東京より住人の友人が3泊4日で駆けつけて手伝いに来てくれました。素敵な女性です。かよわき女性と思いきやなんと3m50cm高さある天井の頂部まで足場に乗り塗り込んだのです。設計者としてはただただ唖然とするばかりです。そして住人はパテシェ時代生クリームを鏝で扱っていたので慣れたものです。本物の左官屋さんが感心していました。 左官P1030356 内装P1030338   外壁においては、やはり外断熱工法を推進している立場上、木造ではありますが外断熱を採用しています。木造の場合は外貼工法といいます。 厚み70mmの断熱材(ポリスチレンホーム)を貼り付け、そのうえ左官仕上げをいたしております。屋根においては厚み80mmの断熱材(フェノールフォーム1種)を敷きこみ化粧野地板とサンドイッチ状態にてガルバリウム鋼板を葺いています。 外壁P1030361 高基礎の施工から1か月の工期にて進捗している関係上細かく報告できませんでしたが、おかげをもちまして完成まじかとなってまいりました。工事のため桜の木が2本伐採されましたが、残る5本の桜が咲き始めております。毎年この時期にお世話になった方々をお招きいたしお花見をしているのですがこの有様で楽しみにしていただいている方に申し訳なく思っております。 正面P1030371 桜P1030330 完成した暁にはご案内を差し上げますのでお待ちいただきたい。  


2014/03/29  comment:(0)

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