「今年の夏は暑かった・・・」

今年の夏も終わろうとしています。「今年の夏は暑かった・・・・・」と人に会う都度挨拶代わりに使っていたのですが、台風も多く発生いたしました。9号10号11・・・15・・18号と連続して近畿地方まで襲い掛かってきました。各地では様々な個所にて土砂災害、洪水のニュースが届いてきています。特に鬼怒川の堤防の決壊による惨事は悲惨でした。

わが天王山の山麓も例に漏れず、土砂災害の危険を予想して夜中に「避難勧告」が発令されました。現にJRの列車が4時間に及ぶ立ち往生したり、山中では登山道の脇の大木が倒木、斜面の崩れが発生致しました。豪雨の雨水が山の谷あいに集水して川となり山裾の住宅地に襲い掛かろうともしました。この山裾の住宅地は以前は里山として山と平地の緩衝地帯であったのです。以前この里山に動物たちが出没して農作物を荒らす話をしましたが、今回は災害につながる現象として危機感を思い知らされました。緑深い山麓の快適性と危険性を併せ持つ里山の生活は「諸刃の剣」と例えるのは過言ではないと思います。

  今年の夏はおかげで夏野菜がよく育ち、わが菜園は豊作の年でもありました。しかしこれからは秋、冬の野菜の準備をしていますが、台風の影響で低気圧が滞り連日雨模様が続いています。播種しても日照不足で生育が思わしくありません。自然界を相手に苦労している昨今であります。


2015/09/11  comment:(0)

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