半農半業

 最近家庭菜園にはまっています。基本的に週末の作業ですが、連休に植えた100株の苗木の世話で5月、6月のこの季節は作業することが多く、日も長くなり夕刻に作業をすることが増えてきました。「半農半業」に近付いてきた感がいたします。私は建築設計をライフワークとして終生過ごすつもりでおりましたが、今新たに自分にとって、他に可能性があるのではと模索をしていましたところ、人に与えられてる天賦の才能があるとするならば、実は私は本業よりも、むしろこの持続可能な農のあるライフスタイルがふさわしいのではと錯覚を起こしそうになっています。人は「仕事は二番目に好きなことをするのが良い」とよく言われています。利害関係が伴ってくるとなかなか思いどうりに仕事ができないことが多々あります。その意味においてはわが人生の方向性は正しかったのかなと思う次第です。最近近くに住む農のプロフェッサーである青年と知り合う機会を得て、さらに私にとって「土ずくり」の新しい概念を身に着ける事ができるようになってきました。植物には窒素、カリ、リンが必要なことは解っていましたが、それ以前の問題として「土ずくり」には①土壌の物理性②科学性③生物性の改善が非常に大事な要素であることをやさしく丁寧に教義していただいたのです。まさに「目からうろこが落ちる」思いがいたしました。この論理は私も理解したうえで論議をしたいと考えていますので追々ご報告させていただきます。

素晴らしい仲間と出会い、農業談義をして、おいしい野菜を求めて土つくりを勉強していますと無限大に広がる自然界の法則を垣間見ることがあります。今まさに感動のさなかにおります。

 


2016/05/28  comment:(0)

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