今年の台風の進路は変・・・。

今年の夏も暑いです。今年はさらに雨が降らずに困っています。昨年と違い台風すら立ち寄ってくれません。畑の土はカラカラです。幸いに水要らずのトマトが中心でしたからよかったかもしれません。台風といえば、「今年のような台風の進路ってこれまであったのでしょうか・・・」発生すれば日本列島に向かって南から北へ真っすぐに垂直に進んできています。通常ならば沖縄から九州、四国へと北西に進むのが一般的なのですが、今年の9号10号は関東を直撃いたしております。関東に上陸してそのまま東北、北海道へと、今まであまり経験したことのない東北、北海道地域の方々の困惑ぶりが映像に移りだされていました。素人並みに推測するならば偏西風の影響を受けて進路が東のほうへ追いやられているとしか思えません。偏西風は地球温暖化のため微妙に進路が変化しているらしいです。

 近年極端な高温や大雨が続くのは地球温暖化が関わっていると言われています。地球温暖化により地球の平均温度が上がっていることは言うまでもなく、大気中の水蒸気も増え、水蒸気が多い分余計に割増しで雨が降るため大雨になる傾向があるということです。更に極端に暑くなっているのは、他ならぬヒートアイランド現象なのです。町の中のビル群はコンクリートの塊です。コンクリートや舗装のアスファルトに蓄熱された熱が夜に放熱されいつまでも暑さが残っているのです。暑いからクーラーをつける、すると室外機から熱気が放熱されるという悪いパターンなのです。

 地球温暖化を削減するためにも、実質的にここ約10数年NPO法人「外断熱推進会議」関西支部として外断熱による<省エネ・健康・高耐久>都市つくりの啓もう活動をしてまいりました。年に2~3回セミナーを開き情報発信をしてきましたが、本部のNPO法人 「日本外断熱協会」との名称変更を機に関西支部といたしまして活動を一旦休止することになりました。理由といたしまして、省エネ建築への貢献は十分に果たせてきたこと、さらに外断熱にこだわらずとも省エネを目標とする手法が多岐にわたって実施されてきていることが大きな要因なのです。今後私個人建築家西村隆といたしましては今まで通り過去の実績、経験を生かしてさらに外断熱工法を推進してまいりたいと考えています。

 

 

 

 


2016/08/31  comment:(0)

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