太陽の黒点がなくなり、11月に東京都心に雪が降りました。

 偏西風の進路が南にずれたため低気圧が南下して寒気を呼び込み、11月に東京都心に雪が降りました。54年ぶりだそうです。やはり地球温暖化の原因とされています。

 温室効果ガスの排出削減を目指す地球温暖化対策の新たな国際枠組みである 「パリ協定」が昨年採択され、本年2016年11月に発効するための誓約が世界主要国の間で締結されました。しかしこの協議の中心国であった米国の次期大統領のトランプ氏は早々にこの協定から離脱すると表明いたしました。何事にもお騒がせな方です。

 その後「注意深く検討している」らしいです。「多少の関連性はあるとしても、ある程度はどの程度なのかが問題だと・・・・」と言っているそうです。

 確かにこれは一理あると思います。その理由は地球温暖化の原因がCO2であると断言できる根拠がないからなのです。温室効果ガスが温暖化の人為的な原因になっている可能性は90パーセントだとされています。残りは太陽の放射、磁気等による自然由来の原因です。ある学者は太陽の活動が活発化すれば太陽の黒点が増大する。多くなれば太陽の放射熱量が増し地球温暖化に繋がるという説を講演会で聞いたことがあります。しかし最近は黒点が減少気味で気温が低下するのではと逆に心配する向きもあり、その所をはっきりしたいというのが彼の本音ではないでしょうか

(地球環境研究センターでは 太陽活動と温暖化の関係は否定しています)

 気候変動を抑制することが目標なのでしょうが、この数十年間の気象状況及び例外的な気象現象でもって判断するのは困難とされています。いずれにしても温度が上昇してることは事実であります。

 今回多少カタイ話になりましたが、建築に関わっている人間として多少なりとも最近の気候変動による豪雨、豪雪による被害の元凶はどこにあるのか、犯人は地球温暖化なのか ちょっと自分なりに気がかりな意見を記してみました。

(表記の写真は2016年6月4日NASA撮影の映像です)

 

 


2016/11/30  comment:(0)

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