再生可能エネルギー(1)

東京都知事選は原発廃止か再稼働容認かの論点にて争われている。 原発廃止であれば再生可能エネルギーを今後真剣に考えていかねばなりません。 現在の産業構造からすれば原発なしでエネルギーを供給していくのは並大抵の問題と考えます。再生可能エネルギーといえばその代表が太陽光発電、太陽熱温水器、そしてバイオマス等々、他にも多くの学者が研究しておられますが身近に考えられるのが前記のエネルギー方式であります。 とりわけ本日はバイオマスのお話をさせていただきます。省エネ、外断熱を絶えず考えている建築家 西村隆としては格好の話題なのです。というのも前回も薪のお話をいたしましたが、そのあとすぐさま、近所の造園屋さんが楠、樫の枝を剪定した廃棄物を我が家に届けていただいたのです。またまた庭に薪の原木が満載となりました。   P   P2 薪は言わずと知れたバイオマスの代表的なエネルギー源なのです。余分な施設、コスト、エネルギーを使わずに容易に供給燃料となります。我が家では薪ストーブ、暖炉に使い冬場でも寒が緩んだ時などはほとんど化石燃料を使わずに過ごしています。 木質を燃焼すればCO2を排出することを懸念される方がおられるかもしれませんが、樹木は成長の過程でCO2を吸収いたします。そして燃焼すればその分だけしか排出いたしません。焼却灰は栄養分として土に戻し好循環をいたします。地球温暖化を助長することはほとんどありえません事を付け加えたいと思います。最後にバイオマスとは生物資源(バイオ)の量(マス)をいい、動植物から発生する有機性の資源です。薪は木質系のバイオマスです。        


2014/01/31  comment:(0)

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